2025年の12月から始まったカープのゾンビタバコ問題
1月に羽月が逮捕され、その後羽月の暴露(警察に話した上に暴露をする必要性があったのか疑問はありますが)、そしてオールスター明け直後の2選手の家宅捜索
最初の報道から半年以上空いた状況での家宅捜索というのは警察側にかなり確実な情報が入った可能性が高いですね
ここからは捜査機関がメインで動くことになるので、球団としては捜査機関に協力するという形で進んでいくことになるかなと思うのですが…
この件に対する球団の批判に
- なぜきちんと調査しなかったのか
- 球団から正式にコメントを出せ
- 球団経営陣を解体しろ
というようなコメントをよく見ます
これって正しいようでいて現実的には難しいとわかっての発言なのかなと感じます
まず、球団は捜査機関ではありません
なので、できる調査は選手からの聞き取りと検査結果の提出くらいだと思います
そして聞き取りに関しては選手側は正直に犯罪を打ち明けるとは思えませんし、検査も今回のゾンビタバコに関しては体内に残りにくい薬物と聞いているので、検査結果から白黒はっきりできたかはかなり疑問です
そして白黒はっきり出せない場合、球団側としては解雇(契約解除)をすることはかなりハードルが高いですし、グレーだから起用しないとなると白だった場合に選手側が大きな不利益を被ることになります
球団と選手は普通のサラリーマンと違い、企業と個人事業主の契約
そこの条項に記載されていないことに関しては、きちんとした理論武装して確固たる情報を元に行動する必要があります
このあたりを踏まえると球団に調査をしてその結果を出せと要求するのは無理難題です
もちろん球団としてのコメントは出すべきですが、捜査段階の事案に対しては政治家ではありませんが、球団から捜査に影響する情報は出せないでしょう
今の球団ができることは捜査に協力し、支障が起きない範囲で球団としての謝罪と随時公開可能な情報を提供行うことなのですが、そこが不十分で球団が今何をしているのか分からないというのは、企業としてかなり問題ではあります
ただ、見誤っていけないのは直接的な問題は『なぜゾンビタバコに手を出したか』ですが、根本的な問題として違法薬物と繋がる環境を球団が作ってしまったことです
問題が起きてしまった対処は単純に直接的な原因に対するパッチ当てのようなもので、球団の体質として問題とすべきは反社に対してのブロックができない環境だったという点です
個々の選手が意図的に反社と結びついた場合、おそらく球団側も対応は難しいですが、今回の件は複数の選手が絡んでいる事も踏まえると球団側の脇が甘かったと言わざる得ないでしょう
そこは球団として今から体制の見直しを行うことはできます
そして、早い段階で見直しを方針を提示することで起きてしまったことに対するファンの怒りは残りますが、やるべきことをやっていないという批判は減ると思います
この点の動きが鈍いことに関して球団は非難されるべきでしょう
ただ、今回の問題と経営陣の方針批判の内容が全て適切かと言われると違う意見もちらほら見られますが
単純に球団運営を見たとき、三連覇した時も今の経営陣だったので
このゾンビタバコ問題に関しては、説明責任などを批判は適切だと感じますが、調査を求める意見は現実に即していないですし、球団経営陣の批判はもっと総合的に見て問題を深掘りするべきでしょう
そして前述の通り球団は企業としてコンプライアンス問題があったのかだから、その部分は企業として迅速に対応すべきですね